どうも、社長です。

なんか大そうなタイトルですが、4月9日のブログに書いた「10年後はロボットが髪を切っているんじゃないの?」みたいな内容が現実味を帯びてきています。

最近ビジネスニュースの特集で見たんですけど、大手美容院では、お客様を待たせないためにチケット販売機やQRコードを使った受付機の導入が増えてきているそうです。

凄いところは、自動シャンプー機なるものまで入っています。まさに、社長が言ったロボット化の先駆けではないでしょうか?

社長は普段、東京にいますのでカットに特化した小さな店舗がほとんどの駅にあるのはよく見ます。サービスを絞り込むことで低価格化を実現したビジネスモデルですね。

そのニュースによると、都心部のアンケートではカットだけのお店を利用している人が44%もいたそうです。

大手は効率化まっしぐらですね。

こうなってくると、我々のような小規模の事業者はアウトでしょうか?

いやいや、そうではありません。

これがタイトルに書いた業界再編の兆しだと思いますが、これはどの業界のも必ず訪れるものです。

身近でわかりやすいところでは、流通業界などは常に最初にこの波がやってきます。

郊外型の大規模スーパーや家電量販店が市場を席巻したときは商店街の商店主たちは恐れおののき、もうこれで終わりかと思いました。

しかし、大型店にない地元密着のきめ細かいサービスを徹底した八百屋さんや電気屋さんは、潰れるどころか逆に売り上げを伸ばしました。

これを二極化といいます。大量の商品を大型店で薄利多売するビジネスと小規模だが小回りが利き地元密着のサービスをしながら適正価格で売るビジネス。

この二極化が美容業界にも訪れているのです。

大きく分けて二極ですが、実際はそこからまた細分化されていくでしょう。その後のコンビの登場のような新しいスタイルも出来てきたり、美容業界でもより多様化していくかもしれません。

お客様は自分のライフスタイルに合わせて選択すればよいのです。

ただ、都市部と郊外のように地域で特性が出るというのもありますので、我々は立地や居住者の特性を加味して目指すスタイルを確立してゆく必要があるでしょう。

少なくとも大手のように効率化を目指していては勝てないのは当たり前なので、技術力やサービスがより重要になってゆくと思います。

したがって、スタッフにとっては勤務する会社(店舗)によって自ずとその働き方は決まってくるのだと思います。

4月9日のブログに書いたような思考をしていては、やはりロボットに取って代わられる日も近いのでは?と思ってしまいます。