昨日、大阪で炭酸ガスフラクショナルレーザー、スマートサイドットによるマドンナリフトや毛穴治療、ニキビ跡治療などのライブサージャリーの講演をしてきました。マドンナリフトは4月の日本形成外科学会で発表した、スマートサイドットによるまぶたの弛みの治療で、20名ほどの皮膚科、形成外科、美容外科の先生方が参加されて熱心に見学されていました。年齢とともにまぶたが弛んでくる眼瞼下垂は、原則として手術で皮膚を切除しますが、なかなか手術まで踏み切れない方にはこのマドンナリフトは有用な治療法です。ただ、手術に比べると格段に楽ですが、まぶた周囲の腫れと赤みが出ますので、数日間は日常生活の支障が出ます。治療は1~2ヶ月に一度35回行います。今までに行ったマドンナリフトの患者さんは全員効果を実感していただいています。これからの眼瞼下垂治療法のひとつとして注目してよいと思います。


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