血管腫(赤あざ)とは、皮膚の表面にある血管が膨れた状態です。単純性血管腫、苺状血管腫、海綿状血管腫などの種類がありますが、この中で単純性血管腫と苺状血管腫はレーザー治療の適応になります。また、皮膚に毛細血管が浮き出る毛細血管拡張症もレーザー治療で治療できます。最初に用いるレーザーは、パルス色素レーザー(ダイレーザー)で保険適応となります。現在当院で使用しているレーザーはキャンデラ社のVビームパーフェクタという最新の機械です。この他ロングパルスヤグレーザー(保険適応外)を治療に用いることでより高い効果が得られることもあります。

血管腫のレーザー治療は早期に始めたほうが効果が高く生まれてすぐに治療を開始します。治療部位以外の体に影響は全くありません。範囲が広い場合や顔の治療には日帰りの全身麻酔を行います。

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