先日、私が最初に入局した岡山大学大2外科(現在は専門別の呼称になっています)の昭和56年入局の同期会がありました。私が幹事をしたのですが、同期入局23名の内15名が参加して大いに盛り上がりました。昭和56年当時の外科はまだ華やかな、人気のある科で多くの入局者がいましたが、最近はプライベートの時間がない重労働のイメージがあるようで入局する医師の数も減少傾向にあるそうで寂しいことです。私が外科の後に入局した形成外科は最近人気があるようで逆に入局者は増加しています。一見楽そうに見えますし実際楽な部分もありますが、再建外科やマイクロサージャリー、熱傷治療などといったハードな部分も結構多い科です。世の中なんでも楽なことを選ぶ風潮がありますが、最初から安易な道に進むつもりで形成外科を選ぶのはどうかと思ったりするこの頃です。年取ったのかなあ。


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