2011年 12月の記事一覧

11年12月13日 09時54分00秒
Posted by: els
. .禅については先述の有田氏も本の中で語っていたように、呼吸法が非常に重要になります。この半年ほど「うそだろ~?」って思いつつ、自身の病をなんとかしたくてとにもかくにもやってみた。

確かにそうだった...

これをブログにしているのは、自身の経験も含めてアンジーのクライアントさんへ、特にストレスに関連する症状の治癒・緩和を求める方々へ追記としてお伝えしていることだからです。本の知識も実践して初めて自信を持って言えるようになりますね。

前回同様に安保氏の
『図解 自分ですぐできる免疫革命』より

≪104ページからの抜粋ご紹介≫

“深い深呼吸は、それだけで副交感神経優位を呼び起こし、血液系と免疫系に連動して、血流をよくしながら免疫力をたかめるのです。座禅もヨガも、まず呼吸法から入るのは、こうしたことが経験的にわかっていたからでしょう。修行のためならともかく、ふつうの人が健康に生活するだけなら、呼吸法を難しく考える必要はありません。ときどき意識して深い呼吸を心がけるだけでいいのです。”

やっぱり偉い人はいうことが違うね!やってみたらそうだった。
うつ病の患者さんの症状の一つに呼吸困難がありますが、自分も何度も陥った経験があり、ひどいときには救急車で運ばれて、病院内で看護師に「なにか麻薬みたいなものは?」

んなもんやってるわけないだろ!とは叫びませんが、ただただ過呼吸状態(=呼吸困難状態)。これは幾度か経験した大きな手術の際の、特に頸椎の手術の後の麻酔からの目覚めの際の非常なる呼吸困難でも役立つのが、というか通常の医療従事者なら必ずいう「ゆっくり深呼吸して!」です。でも、麻酔からの覚醒時はそんなこと考えちゃいられないから非常に焦ります。できないもんなんですよ、言われても。だから日頃からゆっくりとした深呼吸の習慣をつけておくと、いざというときに役立ちます。それは本当。

鼻から吸ってね。
そして今日一日、がんばってまいりましょ!


11年12月13日 09時07分31秒
Posted by: els
どうしてもアロマセラピストの説明は“べつべつ”に説明されることが少なくないことから、学ぶ側としては“なかなか”身体の機能とそれらがどうなるの?がつながらないケースが多いですね。

朝からいきなり小言を言っては怒りに震え?交感神経いきなり刺激!バリバリに顆粒球増大にして1日をスタート?!(なんかやだね)

さらには先日のブログの有田氏のドーパミン的価値観そのものの1日のスタート...(やっぱりいやだね)。

でも世の中、会社や組織はそんなことかんけいなく個人にハッパをかけるんですよね~。自身が自身の身体の中での作用を知っていれば、ネガティブな方向にいかなくてもすむかもしれません。アロマテラピーを勉強していてよかったですね。
会社はあなたも、あなたの家族も守ってはくれませんよ。
あなたが守らなきゃね!

α-ピネンに代表される“うっ血鬱滞除去作用”が利用され、特定の症状の治癒・緩和を期待される際に、なにに期待することができるの?というと、最も多く、また正しいのは肩こりや痛みの除去や、これら症状に対する対症療法的な作用だけでなく、実は人間という化学工場体にとっては、血液の“役目”は特に理解されないといけません。あなたのアロマセラピストに「血液の役目」を聞いてみてくださいね。

本日のご紹介本は、先日のセロトニンを増やすための呼吸法とまではゆかなくとも、自然に気が付いたときにいつでもできる一般的で普通の呼吸法にも素晴らしい効果が期待できることをきちんと述べてくれているご本です。また安保先生の登場! 


安保徹(あぼ・とおる)-下記書籍より
1947年、青森県生まれ、東北大学医学部卒。
80年、米国アラバマ州立大学留学中に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクロナール抗体」を作製。89年、胸腺外分化T細胞を発見。96年、白血球の自律神経支配のメカニズムを初めて解明。世界的免疫学者として知られる。新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学講座・免疫学・医動物学分野)。『免疫革命』(講談社インターナショナル)、『医療が病をつくる』(岩波書店)、『こうすれば病気は治る』(新潮選書)、『免疫進化論』(河出書房新社)、『自分ですぐできる免疫革命』(だいわ文庫)など著書多数。

しかしこの人の本が本屋さんにはたっくさんありますね。ということは、もしも自称?アロマセラピストやアドバイザーが知らなかったとしても...一般の人の多くはすでに知っていること...ということになりますね。自然逆転現象か??

『図解 自分ですぐできる免疫革命』
2009年3月20日 第1刷発行
著者  安保徹
発行者 南暁
発行所 大和書房

≪88ページより抜粋ご紹介≫

“人は筋肉を使わないと健康を保てない”
   ⇒現代人は意識して運動することが必要

“運動には、免疫力を高める効果があります。筋肉を使うと必ず発熱が起こり、体温が上がって血流を良くするからです。”

じゃうっ血鬱滞除去作用いらないじゃん!

“筋肉を使うと疲労物質がたまるので、それを取り除くためにも、人の体は筋肉に血液を送ろうとします。相乗効果で代謝がよくなるのです。”

“人間はこれだけ筋肉が発達しているため、筋肉を使わないと健康を保てないようにできています。ところが現代の仕事はデスクワーク中心、家事も便利な家電が行き渡っているため、どうしても筋肉を使うことが少なくなっています。運動する機会が少ないと、体の発熱が起こらないので、いつも低体温になって血流障害が起きます。ふだんから血流が悪い人は、さらにストレスによる血流不足が起きると病気になりやすく、がん細胞の増殖をはね返す力もなくなります。ふだんから運動して血流がいい人であれば、多少のストレスもはね返す力があります。しかし、いくら運動が必要であるといっても、毎日遅くまで長時間仕事をしている人が、忙しい生活をそのままにして運動を加えては、今度は交感神経がつねに緊張しすぎた状態になり、かえって体によくありません。”

顆粒球ばっかり多くなって抗ウィルスのリンパ球が減るのですから冬場は特に風邪もひきやすくなるし、インフルエンザなどの感染症にも。リラックスは単に、世にいう“休める”だけでなく、体の免疫力を常に高めておくための必須事項なんですね。

んんん...しかし江戸時代の農業中心だったころは1日中動いてたからね~。

やっぱり付加的な外部からのうっ血鬱滞除去作用が必要だね!
それからそれから、自律神経のバランス、特に交感神経と副交感神経のバランス、さらに顆粒球とリンパ球のバランスー!!
メディカルアロマに出会ってよかった~。
でもメディカルアロマだけにたよっちゃいけない!
それがこの本からわかりますね。

さらにしかし...「運動は重要だ」とか「食事をきちんと」とか「よく噛んでたべなさい」等々いう人は多いけど、“なぜ?”という根拠を語らないから(語れないのかな)、みんなの生活に導入されないんじゃないかな。でも病気になると考えるようになるんですよね、人間って。

様々な専門家(特に医師)の本を見ても、ひとつのことに対してAという医師もいればBという医師も。最後は自分で判断をできるようにする必要が現代にはあるのでしょうね。いい例がタバコの良し悪しや、ウォーキングの重要性、特に1日のいつ歩くのがいいの?という質問では、医師の意見も両極端に分かれるのが各種の書籍から見て取ることができます。

あなたの判断はいかに???ご一緒に学んでまいりましょ!  
11年12月13日 08時24分42秒
Posted by: els
本来なら“ペットアロマ”または“ペット”のカテゴリーのブログとしたいのですが、その理由は本文ご紹介書籍の最下部にあります。

本日は、アンジーメルマガ成長論文スタートの事前予備知識としてアロマセラピストやアロマテラピーを生活に取り入れて実践している皆様、さらにはこれから始めよう、さらには「アロマテラピーって実際にはどういうこと?」とお疑い?の方々へ、より効果的にご利用いただき生活のQOLを向上していただくための重要な内容が書かれているご本のご紹介です。

ご紹介したい部分はこの書籍全般に多数にちりばめられ、アンジーメルマガでこれからたくさんの書籍をご紹介する予定でありますが、まずはこの一冊でしっかりと人間の“心”の位置、そして心に作用を与える身体を、一般のアロマテラピースクールの教える“この部分”以上に理解を促すことができるものでしょう。「あ~、アロマの作用の大脳辺縁系ね!」と読み飛ばすときっと後悔?するかも。。。どのアロマスクールでも語られる大脳辺縁系。でもここでの要点はそれでは全くありません。

また点と点を結べないと単なる解剖整理の基礎の基礎の基礎で終わってしまう単なる図、いや絵...です。
しかしてその実態は?!

アロマテラピストなら知っていたい、先にご紹介した安保氏他国内有数の諸研究者の提唱する『自律神経理論』に加えて、アロマテラピーの作用を考える際にはなくてはならない体の作用のひとつです。

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著者:有田秀穂
1948年、東京生まれ。東京大学医学部卒。東海大学病院で臨床に、筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に従事した後、ニューヨーク州立大学に留学する。「座禅(呼吸法)が心身に与える効果は、脳内セロトニン神経の働きで説明できる」という学説を提唱し、大きな注目を集めた「セロトニン研究」の第一人者・96年より、東邦大学医学部統合生理学教授。セロトニン道場代表としても活躍する。主な著書に、「エチカの鏡」ほか多数メディアで紹介されベストセラーとなった『脳からストレスを消す技術』(小社)、『セロトニン欠乏症』(NHK出版)、共著に『禅と脳』(大和書房)などがある。
セロトニン道場ホームページ
http://www.serotonin-dojo.jp/

『脳ストレスが消える生き方』
2011年6月初版
著 者 有田秀穂
発行人 植木宣隆
発行所 株式会社サンマーク出版

ここで紹介される呼吸法は一般的なリラックスや鎮静の呼吸法とは異なる、より現実の作用と理論が基礎になっています。吸うことから始めてはセロトニン生成に役立たないことが明確に書かれています。まずは吐くことから。そして寝てる間のメラトニン、アンチエイジング...情報満載!
詳細はご本でどうぞ。

【一部抜粋】 
76~78ページの抜粋を引用し、アロマテラピーというよりもペットロスを事前に控えた皆様の心の準備のためにと下記に...

“ストレスは「第二の心」で感じている”
もう少し科学的なメカニズムの話をしましょう。
脳科学の進歩は、人間の心の場所が脳の中にあることを突き止めました。
喜びも悲しみも、怒りも楽しさも、そしてストレスも幸せも、私たちが「心」で感じていると思っているものはすべて、じつは「脳」で感じています。
脳は臓器なので、その人がどのような行動をとるかによって、状態は大きく変化します。つまり、「心はその人の行動が作り出している」ともいえるのです。
心と行動の関係を理解するために、脳という臓器がどのようなものなのか、前著(『脳からストレスを消す技術』)読まれた方には復習になりますが、簡単に説明しておきたいと思います。

「心の場所」といえる所は、私たちの脳の中に「二カ所」あります。

私たち人間の脳は、生物としての進化とともに、原始的な脳の周りに、少しずつ新しい脳が増築されていくかたちで発達してきました。ですから中心の奥の深い位置の脳ほど原始的な古い脳で、外側に位置する脳ほど進化した脳だといえます。(イラストあり)
いちばん奥に位置する原始的な脳は「脳幹」と呼ばれ、呼吸や循環、消化など生命の維持に必要な機能を担っています。その上に位置する「視床下部」は食欲と性欲という本能的な働きを担う脳です。

視床下部の外側に位置するのが「大脳辺縁系」で、ここが一つ目の心の場所です。

なぜここが心の場所かというと、喜びや悲しみ、怒りや恐れなどさまざまな「感情」が形成される場所だからです。

ではもう一つの心の場所はどこにあるのでしょう?
それは大脳辺縁系のさらに外側、もっとも新しい進化した脳、「大脳皮質」です。

大脳皮質は大きく「前頭葉」「頭頂葉」「側頭葉」「後頭葉」という四つの部分に大別されます。その前頭葉の中でもちょうど顔の額のあたりに位置する部分をとくに「前頭前野」といいますが、ここが二つ目の心の場所です。

第一の心の場所である大脳辺縁系は、人間以外の動物も多く持っている脳です。犬や猫などを飼っていると、その豊かな表情表現に、人間と同じような心を持っているのではないかと思うことがありますが、それは彼らも大脳辺縁系を持っているからなのです。

でも、どんなに豊かな感情を持つ動物でも、それは人間の「心」とは違います。
人間と動物の違い、つまり「人間らしい心」を担っているのが、第二の心の場所である前頭前野なのです。

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もう3年ぐらい前にアメブロかどこかで歴史上のとんでもないロボトミー手術についても言及したことがありますが、それだけ私たちのフォーヘッド、額の内部には大切なものがあるんですね。
ペットアロマ、またはペットのカテゴリーにいれたかった理由はこの最後のところですね。
彼らペットと呼ばれる、人間が動物と自身のそれを棚に上げて呼ぶ彼らには、記憶を蓄積しておく所が極端に少ない事実です。

これをみなさまはペットロス症候群とどのように結びつけるでしょうか?
答えはメルマガで!
プロジェクトが矢継ぎ早に始まる年内をお楽しみに!

よりよい日々のために、生活のQOL向上にお役立てください。

以前日本の高度成長期の残滓のような影響が今の若者に出ていること、だからこそ今の若者の変化と強さをブログで書きましたが、やはり時代は“実力主義”に代表される“ドーパミン的価値観”よりも“セロトニン的価値観”が求められています。イコール“人のため”の生き方に今の若者たちは気が付いているという考え方がこの本で立証された観がありますね。東日本大震災でのボランティアは、人生の目的を模索する心優しい多くの若者たちであったことは全国民の周知の事実です。

今回ご紹介のご本では、これが日本の歴史の延長上にある“幸せな生き方”としてまとめられています。
全てに根拠は必要です。
全ての正確な判断は知識の質と量に由来しますね。

本文中の話題は二百数十年続いた江戸時代にまでさかのぼります。
歴史学者ならずとも文学者ならほとんどが知っている日本の歴史上の平和な江戸の時代。
歴史も一緒に学ぶ必要性があることが、この本一冊でわかりますよ。
江戸時代の街の様子を研究した歴史書や学術関連書籍より、
もっと楽しく読んで勉強できるミステリー紹介もご用意しています!
この機会にどうぞ!



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