アンチエイジング美肌&美ボディのために欠かせない食事
良い食事は必然的に健康になり、ダイエットにもなります。

GI値って知ってますか?

「グリセミック・インデックス」とも言われていますが、食品による血糖値の上がり方の違いを表した数値です。
(その中の「グリセミック指数」とは、炭水化物が消化されて糖に変化する速さを表す数値です。)
主に、ブドウ糖が100という基準になっています。

GI値の高い食品はアンチエイジングの大敵!

GI値の高い食品には、以下の物があります。
食パン・フランスパン(95)白米(88)もち・うどん(85)そうめん(80)
にんじん(80)じゃがいも(90)こしあん(80)つぶあん(78)イチゴジャム(82)
麦芽糖(105)氷砂糖(100)上白糖(99)
チョコレート(91)大福餅(88)ドーナツ(86)キャラメル(86)
フライドポテト(85)ショートケーキ(82)ホットケーキ(80)

このようなGI値が高い商品を摂ると体の中のたんぱく質が糖分子と結びつく「ブラウニング反応」を引き起こします。
これは、体内に炎症を起こさせたり、肌のコラーゲンを傷つけ深いシワを作ったり、シミができやすくなったりと、老化促進剤となってしまいます!

まず、砂糖を代謝するのに体内からミネラルとビタミン、カルシウムがたくさん奪われてしまいます。
そして、組織を緩める作用があるため、血管や筋肉も緩んで血液の流れが遅くなり体を冷やします。
代謝が悪くなるので中性脂肪になったり、アレルギー反応を高める原因にもなるそうです。
急激な血糖値の上昇がインスリンを分泌させ、逆に低血糖を引き起こすことで、イライラしたり、キレやすくなったりすることから、下がった血糖値を上げるために体は糖分を要求しますので、甘い物を食べたくなり、また食べてしまうといった悪循環も引き起こします。

ダイエットの面から言うと、通常、食後は血糖値が上昇することにより膵臓からインスリンが分泌されて、糖質がエネルギーとして体内に取り込まれますが過剰な糖質は、肝臓や筋肉での貯蔵可能量を超えると体脂肪として蓄えられるのです。
これが、太る原因ですね。
このことから、血糖値の上昇が穏やかな低いGI値の食品を選んで摂ることで体内脂肪を減らし、ダイエットをさせる方法もあります。
要は、糖尿病用の食事を摂れば痩せるんです。

ただGI値のみに注目して、他の必須栄養素が不足してしまうと、健康状態に悪影響を与えてしまうので、GI値は低ければ良いのではなく、穀物・野菜・果物等々といった分類別にそれぞれ低GI食品を選んでバランス良く摂ることがお勧めです。
それには、一番のお勧めは和食ですね。ぜひ、和食中心の食生活をしてみてください。