フォトフェイシャル
フォトフェイシャルという治療が始まった頃、当時私のような既に何年もレーザー治療を行っていた医者にとって“いまさらIPL(フォトフェイシャルの光)で何をするの?”という疑問がありすぐには取り入れませんでした。

なぜならフォトフェイシャルに使用するIPLはレーザーに比べて、治療の対象がぼやけて効果も弱いことがわかっていたためです。

同じ治療なら回数も少なくて効果の高いレーザーの方が勝っていると考えたのでした。

しかし実は、この治療の対象がぼやけているということは効果の幅が広いということで、効果が弱いということは皮膚のダメージが少ないということ、すなわちフォトフェイシャルは徐々にいろいろなお肌のトラブルを改善していくとても役に立つ機械だということがわかったのです。

以来フォトフェイシャル治療を続けて何年、今でもたくさんの患者さんが新たに治療を受けに来られています。

もちろん良いことばかりではなく、場合によっては皮膚のトラブルを起こす可能性がありますので、常にお肌の状態をチェックしながら最も良い条件で治療を受けていただくように注意しています。

その点、様々な光治療の山のような経験があるので適切なアドバイスができると自負しています。

フォトフェイシャルの後継機がいくつかありますが、私の使っているクリアーライト(初代フォトフェイシャル)は設定が細かくできて患者さんのお肌の状態に最も良い照射が可能で、肝斑や赤ら顔にも対応できる優れた機械なので全く他の機械に移るという気持ちは沸きません。

おそらくこれからも美肌の治療器としてますます活躍してくれると思っています。

                          院長 河田真作

                              

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