ここ10年のうちに増加した病気は、そのほとんどが「副交感神経」の不調で起こっていた...
2011年12月14日 07:25:33
Category: General
「ここ10年のうちに増加した病気は、そのほとんどが『副交感神経』の不調で起こっていた」という本の帯につられて手に取り驚いた!
さらに...
世界で初めて首筋肉の「治療法」を発見した脳神経外科の権威が教える、「一生の悩み」が「一瞬」で消える健康法!とも...
しかしてその実態、いや、ご本とは!
首の本を探していたら、またまた自律神経にぶつかった!というご報告兼ご紹介です。
頸骨を二つ取り去って代わりに左足の腓骨を移植しているので、どうしても“首”という文字を見るとすぐにそちらに注意が行ってしまう...
まるで自分の運転する車に乗っていると、どうも同じ車が目につくのと同じかな?
ちょっとちがうか...
アロマテラピーでセルフケアを生活に取り入れている人たちへの、またまた凄いご本の紹介!
今回は内容も然り、著者がまたすごい人ですね~。
日本ではまだまだ医師不足。
でもその不足した医師全員に研究肌と文学肌があると、日本は凄い本の国になるのは確実(かな?)!
京大のスパコン等、ご存じのように日本の科学に携わる人たちは凄い人は多いんですからね。
この本によると、人口一億三千人の日本人の頭痛人口はおよそ3000万人で、4人に一人は頭痛に苦しみ、その頭痛は大きく二つのタイプに分かれるとのこと。
一つは頭痛人口の約70%を占める「緊張性頭痛」
もう一つは約30%を占める「偏(片)頭痛」、これで99%だそうです。
そして頭痛人口の約70%である2200万人を苦しめる緊張性頭痛の多くは“首コリ”が原因の「頸性頭痛」であると、なんと、なんと言いきってくれています!
科学的根拠から“です・ます・である・だ(はないか)”調で語ってくれるのは非常にありがたいです~!
なぜなら自己の判断基準と知識に照す!
科学的根拠から“です・ます・である・だ(はないか)”調で語ってくれるのは非常にありがたいです~!
なぜなら自己の判断基準と知識に照らし合わせて日々の“QOL向上”に直結するからです。
今まで医学的メカニズムが解明されないままでいた首コリの緊張性頭痛を引き起こす理由が、首の後ろ側の筋肉を貫くように走る大後頭神経が頭半棘筋という首の筋肉の硬縮によって締め付けられて頭痛が起きていることを臨床実績から説明してくれています。
また偏(片)頭痛が、脈動のズキズキ痛や吐き気を伴う血管性頭痛とも呼ばれていることから、頭の血管が拡張して(アロマテラピーではまずここまでは説明されますね)、痛みを感じる神経の末端を引っ張ることが原因と考えられているけれど、首のコリが原因でもなく、20~40代の女性に多く、妊娠している間の頭痛が止まる事実から、卵巣ホルモン、または生理と関係して起きていると考えられることものべられています。
“めまい”における耳鼻咽喉科では単純に「メニエール症候群」と判断してしまう危険性や、同症状のためということでの対症療法のみ、いわゆる一時的な点滴投与や緊急性の場合のメイロンという静脈注射、イソバイドという脱水剤処方をただただ継続的に...とう現実もあり、現在では「メニエール症候群」という診断名をつける耳鼻科医がほとんどいなくなった事実も書かれています。(まだ言ってる耳鼻科医がいたりして??)
ちなみにわたしは12月には皮膚科で腫瘍除去の手術...血がドクドクでるそう...不安...
またまた顆粒球増大だ~!
せっせと副交感神経を大事にしなきゃ。深呼吸、深呼吸、セロトニン、チロシン、竹の子食べよう...
これは、日々のセルフケアによる、セルフ治療の確立も80%を目指せるメディカルアロマの領域にも多大にかかわること、その他のメディカルアロマの可能性をしっかりと学べるご本かと思いますよ。
------------------------------
『体の病気も心の病気も首で治る』
2011年7月30日初版発行
なんと!
同年9月20日第3刷発行!売れ行きわかるね!
発行者 植木宣隆
発行所 株式会社サンマーク出版
著者 松井孝嘉(まつい・たかよし)-抜粋紹介-
1967年、東京大学医学部卒業。脳神経外科医。アルバート・アインシュタイン医科大学で脳腫瘍研究ののち、ジョージタウン大学で世界初の全身用CTの開発に従事。日本へのCT導入の中心となって、日本中すみずみまでCTスキャナを普及、脳卒中死を撃滅させた。その努力もあり、CT普及率で日本は世界第一位となった。
また、野球におけるデッドボールの研究成果がもとになり、今の耳付きヘルメットの基準が決まるなど、耳付きヘルメットの完成・実用化をもたらす。
帰国後、大阪医科大学助教授、帝京大学客員教授等を経て、現在松井病院理事長、東京脳神経センター理事長を務める。
78年に頸性神経筋症候群を発見。30年以上首の研究を続け、自律神経失調症の治療法を世界で初めて完成させた。完治不可能と言われていた16の疾患の治療法も確立させている。
著者は、世界的ベストセラー『CTscan診断のための脳解剖図譜』(An Atlas of the Human Brain for Computerized Tomography)』(医学書院、平野朝雄共著・国際出版文化大賞受賞)、ほか多数。
-----------------------------
アロマテラピーのレシピ/ブレンドを考えるうえで、知っておくといろいろ良いよ!そんな情報満載のご本の紹介です!
読みたくなること請け合い!かな?
P.24: 下向き病とは私が発見した「頸性神経筋症候群(頸筋症候群)」のことで、首残りからくる「頸筋」の以上が自律神経を失調させ、めまいや頭痛、冷えなど、さまざまな不定愁訴を引き起こす病気なのです。
P.24-25: 首こそ「うつ」の原因である
下向きになり、「お神輿かつぎをサボった状態」になると、ほかの筋肉が休んでいる分まで働かなければならない首の筋肉は、当然のことながら過労状態となり、「首のコリ」が生じます。
そして長期間にわたって首がこった状態を繰り返すと、筋肉は変性して最終的には石のように硬くなり、首の中にある神経や血管を圧迫して悪影響を与えます。その結果、頭痛、めまい、自律神経失調症という頸筋症候群の三大症状を引き起こします。
この自律神経失調症の症状がいわゆる「不定愁訴」と呼ばれるもので、全身に出ている状態が長く続くと、うつ症状、パニック症候群、慢性疲労症候群などの重い病状が現れる場合もあります。
下向き病、は比較的軽い状態では不定愁訴の症状がたくさん現れ、重症になると精神症状が出る---、それが特徴なのです。
なぜ「首=うつ」「首=精神」になるのか、疑問を感じる方もいるかもしれませんが、それほど首には神経が多く集まっている「要所」で、この要所が不調になるということは、体全体に影響が出てくるということなのです。
もう少し具体的にお話し...
-------------------------------
先日のご本『脳ストレスが消える生き方』の有田氏の言:
「心の場所」といえる所は、私たちの脳の中に「二カ所」あります。
覚えてますか?
そこへ血液として栄養、さらには体のすべての情報が神経をとおって運ばれるんですね~。
ちょっとまった!! ペットの首輪って...
ハイ、そうなると同じ生態を持つ哺乳類の首...
強く引っ張ったりするのも...なんだかな~(阿藤快さんじゃないよ)。
乳児期や幼児期は発達途中。
それを「ガーンッ!」とはもうかわいそうで引っ張れないね...いままでゴメンナサイ。
脳障害を持ってしまった子達は後々の高次脳機能障害にも発展する可能性があるということです。
そしてその子達は人間にいわれるんだよね。
「この子は覚えが悪くって」なんてね...
言葉を介さない家族だからって、
全部ペットのせいにする人間って、擬人化はよくないといいながら、生態を理解していないとも考えられるわけですね。
-------------------------------
P.25~26: 首に「自律神経センター」とでも言っていい部分があり、これが異常を起こすことでまず体全体の自律神経が不調となります。そして全身にわたって体調不良が発生して、うつになるということです。
しかもつらい症状があらわれてからあわてて病院にかけこんでも、根本的な治療は望めません。
医学界では首の重要性がいまだに認識されておらず、首のコリが原因でさまざまな不定愁訴が現れることを理解している医師は、日本中を探してもほとんどいないからです。
ちょっと怖い現実...
多くの場合は「原因不明」、レベルの高い病院では自律神経失調症の診断まではできるのですが、それから先の治療法となるとできません。重症の患者の場合、うつ病など「精神病」と診断され、症状だけを一時的に抑える「対症療法」の薬を処方されて帰されます。こんな一時しのぎの治療では、つらい症状から解放される日はいつまでもやってこないでしょう。
-------------------------------
対症療法は私たち民間にはなくてはならないものですね。だって痛いのかゆいのやだもん!
「お薬は絶対になくてはならないもの」
でもそれプラス日常のなにか?が必ず必要。
この本にはその手だてなどがたっくさん記載されていますよ。
実践してわかりました。
アロマテラピーを教えるということはレシピやブレンドを覚えて伝えることではなく、
またアロマアドバイザーであるからには、時にアロマから一切離れて考える必要もあるわけです。
クライアントさんたちのお悩みを自身に置き換えて考えられるなら、目的が彼らの悩みの解決に一歩でも近づけてあげるのが仕事です。
目的+根拠+実績+...思いやりですね。
-------------------------------
P.28: すべての健康のカギを握る副交感神経とは...
-------------------------------
やっぱりでた~!! 副交感神経!
下記ではなぜ姿勢を正すことがいいのかの根拠が!
なぜか?の根拠はだれも教えてくれないからね。
「朝食をきちんと食べましょう」と人間がつくった道徳的な文言ばかりが飛び交う世の中ですね。
数十年前のファジーな時代はとっくに終わってます。(笑)
-------------------------------
P.28: ≪中略≫ 疲労した筋肉は、定期的に緊張をゆるめて酸素と栄養を補給してあげれば元気な状態に戻りますが、ずっと緊張したままだと酸素が十分に供給されず、エネルギーに変わるはずのブドウ糖が乳酸になって老廃物としてたまります。
これが「首コリ」と呼ばれる状態です。
この状態を長い間繰り返していると老廃物はさらにたまり、筋肉内部の水素イオン濃度が低下して代謝が遅くなります。
また神経筋接合部の刺激伝達がうまくいなくなって筋の収縮力が低下し、筋肉の働きが悪くなります。この状態が長く続くと、筋肉は本来の軟らかさを失い、石のように硬縮してしまうわけです。
一方、首の筋肉の間には大切な神経が複雑に張り巡らされ、脳に栄養を送る太い血管が通っています。「首は神経のスクランブル交差点」であるといっても過言ではないでしょう。
そのなかでも、とりわけ重要な神経が「自律神経」です。
自律神経とは、無意識のうちに体を健康な状態に保ってくれる神経です。体温や血圧の調整、呼吸、消化、代謝などをコントロールし、私たちが生命を維持するためになくてはならない、すべての神経のなかでいちばん大切な神経の一つです。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の二つがあります。
交感神経は緊張しているときや緊張を感じたとき、興奮しているときに優位に働く神経で、心拍数や血圧を上げ、呼吸数を増やし、血管を収縮し、瞳孔を開き、胃腸の働きは抑制されます。
一方、副交感神経はリラックスしているとき、寝ているときに優位に働く神経で、交感神経とは正反対の働きをします。つまり心拍数や血圧を下げ、呼吸数を減らし、血管を拡張させ、瞳孔を閉じ、胃腸の働きを活性化するわけです。
この二つの神経がアクセルとブレーキのようにバランスよく相反する働きをすることで、私たちの健康は維持されています。
-------------------------------------------
食べるときは集中して!と大人に怒られた人はおおいでしょうけど、だれもなぜかは言ってくれない。
これでなんでかがわかりますね。
これで本当に集中して食べたくなるって~もんです。
この自律神経のバランスは、なんどもなんどもなんども(3回言っちゃった)繰り返してブログでは書いてまいりま~す。
世の中のものすべてがバランス。
人間関係もバランス。
そして自身の体もやっぱりバランスですね。
--------------------------------------------
P.31: ≪中略≫ 首の筋肉が異常にこってしまうと、この大切な自律神経を圧迫し、悪影響を及ぼします。その結果、さまざまな自律神経失調の症状、つまり「不定愁訴」が現れるのです。
これを突き止めてから、私は不定愁訴に悩むたくさんの患者を、じつに三十年以上にわたって治療してきました。そしてその実績から、私は世界ではじめて不定愁訴の治療法を発見したのです。
≪中略≫
不定愁訴とは何なのか---。
≪中略≫
私は長年にわたって多くの患者さんの下向き病を治療してきた臨床経験から、今まで「原因不明」とされてきた次の十六の病気が下向き病特有の症状であることを発見しました。
頭痛(緊張性頭痛と一部の片頭痛)・めまい・自律神経失調症・パニック症候群・うつ症状・頸椎捻挫・更年期障害(難治・若年性・男性)・慢性疲労症候群・ドライアイ・多汗症・機能性胃腸症・過敏性腸症候群・機能性食堂嚥下障害・血圧不安定症・VDT症候群(Visual display terminals syndrome)・ドライマウス
---------------------------------------
この先はご自身で本の中身を確かめてね!
まだまだたくさんショッキング?な内容が多大に含まれています。
こういう本は本当にうれしい。
私たちや愛する家族、恋人や友人の命にかかわることだからね。
すごくいいよ!(と私は思う)
この一年間、自身の身体の不調を改善したいからのみ、アンジーのクライアントさん同様に、「藁をもつかむ思い」で“姿勢”の矯正と各種の“呼吸法”を実践してみてわかったことは、瞬時に頭の靄を消し去ることができる事実と、また中にはゆっくりと、じわじわと体の中の改善が行われることを実体験しました。もちろんこれは“良い気分”で日々の生活を送るためのちょっとした生活の工夫と改善です。元平均体重98キロだったことに由来する数十を超える不調に対して、一つ一つ改善しています。まだまだ改善が必要なことがたくさんありますが、皆さんとご一緒に第三者と自身の身体への思いやりを持って、より良い日本にしたいですね。
脳には二つの心の領域があると先のご本の紹介ではお話ししました。
日頃軽視しがちな痒みや痛みの一つでも改善できれば、新たな一歩を踏むことができるだけではなく、
“心”いわゆる精神的な悩みも消えるでしょう。
そうするとそこには同じような悩みを持った人たちへの“思いやり”の心も生まれる。
それが増殖してゆきさえすれば、日本は変わる。
慈悲の心を持った国、少しでもブータンに近づきたいですね。
幸せな国民のいる国。
官ができないなら、学や民でがんばりましょう!
近く自律神経失調症とうつの違いなども書いていきますね!
ご一緒に勉強してまいりましょ!
まだまだ皆さんには、そして皆さんのご家族にも“先”があるんですから。
ご一緒に。
今日は日曜日!
雨も上がる。
できるだけリラックス、そして良い一日を!
Have a Good ONE!
さらに...
世界で初めて首筋肉の「治療法」を発見した脳神経外科の権威が教える、「一生の悩み」が「一瞬」で消える健康法!とも...
しかしてその実態、いや、ご本とは!
首の本を探していたら、またまた自律神経にぶつかった!というご報告兼ご紹介です。
頸骨を二つ取り去って代わりに左足の腓骨を移植しているので、どうしても“首”という文字を見るとすぐにそちらに注意が行ってしまう...
まるで自分の運転する車に乗っていると、どうも同じ車が目につくのと同じかな?
ちょっとちがうか...
アロマテラピーでセルフケアを生活に取り入れている人たちへの、またまた凄いご本の紹介!
今回は内容も然り、著者がまたすごい人ですね~。
日本ではまだまだ医師不足。
でもその不足した医師全員に研究肌と文学肌があると、日本は凄い本の国になるのは確実(かな?)!
京大のスパコン等、ご存じのように日本の科学に携わる人たちは凄い人は多いんですからね。
この本によると、人口一億三千人の日本人の頭痛人口はおよそ3000万人で、4人に一人は頭痛に苦しみ、その頭痛は大きく二つのタイプに分かれるとのこと。
一つは頭痛人口の約70%を占める「緊張性頭痛」
もう一つは約30%を占める「偏(片)頭痛」、これで99%だそうです。
そして頭痛人口の約70%である2200万人を苦しめる緊張性頭痛の多くは“首コリ”が原因の「頸性頭痛」であると、なんと、なんと言いきってくれています!
科学的根拠から“です・ます・である・だ(はないか)”調で語ってくれるのは非常にありがたいです~!
なぜなら自己の判断基準と知識に照す!
科学的根拠から“です・ます・である・だ(はないか)”調で語ってくれるのは非常にありがたいです~!
なぜなら自己の判断基準と知識に照らし合わせて日々の“QOL向上”に直結するからです。
今まで医学的メカニズムが解明されないままでいた首コリの緊張性頭痛を引き起こす理由が、首の後ろ側の筋肉を貫くように走る大後頭神経が頭半棘筋という首の筋肉の硬縮によって締め付けられて頭痛が起きていることを臨床実績から説明してくれています。
また偏(片)頭痛が、脈動のズキズキ痛や吐き気を伴う血管性頭痛とも呼ばれていることから、頭の血管が拡張して(アロマテラピーではまずここまでは説明されますね)、痛みを感じる神経の末端を引っ張ることが原因と考えられているけれど、首のコリが原因でもなく、20~40代の女性に多く、妊娠している間の頭痛が止まる事実から、卵巣ホルモン、または生理と関係して起きていると考えられることものべられています。
“めまい”における耳鼻咽喉科では単純に「メニエール症候群」と判断してしまう危険性や、同症状のためということでの対症療法のみ、いわゆる一時的な点滴投与や緊急性の場合のメイロンという静脈注射、イソバイドという脱水剤処方をただただ継続的に...とう現実もあり、現在では「メニエール症候群」という診断名をつける耳鼻科医がほとんどいなくなった事実も書かれています。(まだ言ってる耳鼻科医がいたりして??)
ちなみにわたしは12月には皮膚科で腫瘍除去の手術...血がドクドクでるそう...不安...
またまた顆粒球増大だ~!
せっせと副交感神経を大事にしなきゃ。深呼吸、深呼吸、セロトニン、チロシン、竹の子食べよう...
これは、日々のセルフケアによる、セルフ治療の確立も80%を目指せるメディカルアロマの領域にも多大にかかわること、その他のメディカルアロマの可能性をしっかりと学べるご本かと思いますよ。
------------------------------
『体の病気も心の病気も首で治る』
2011年7月30日初版発行
なんと!
同年9月20日第3刷発行!売れ行きわかるね!
発行者 植木宣隆
発行所 株式会社サンマーク出版
著者 松井孝嘉(まつい・たかよし)-抜粋紹介-
1967年、東京大学医学部卒業。脳神経外科医。アルバート・アインシュタイン医科大学で脳腫瘍研究ののち、ジョージタウン大学で世界初の全身用CTの開発に従事。日本へのCT導入の中心となって、日本中すみずみまでCTスキャナを普及、脳卒中死を撃滅させた。その努力もあり、CT普及率で日本は世界第一位となった。
また、野球におけるデッドボールの研究成果がもとになり、今の耳付きヘルメットの基準が決まるなど、耳付きヘルメットの完成・実用化をもたらす。
帰国後、大阪医科大学助教授、帝京大学客員教授等を経て、現在松井病院理事長、東京脳神経センター理事長を務める。
78年に頸性神経筋症候群を発見。30年以上首の研究を続け、自律神経失調症の治療法を世界で初めて完成させた。完治不可能と言われていた16の疾患の治療法も確立させている。
著者は、世界的ベストセラー『CTscan診断のための脳解剖図譜』(An Atlas of the Human Brain for Computerized Tomography)』(医学書院、平野朝雄共著・国際出版文化大賞受賞)、ほか多数。
-----------------------------
アロマテラピーのレシピ/ブレンドを考えるうえで、知っておくといろいろ良いよ!そんな情報満載のご本の紹介です!
読みたくなること請け合い!かな?
P.24: 下向き病とは私が発見した「頸性神経筋症候群(頸筋症候群)」のことで、首残りからくる「頸筋」の以上が自律神経を失調させ、めまいや頭痛、冷えなど、さまざまな不定愁訴を引き起こす病気なのです。
P.24-25: 首こそ「うつ」の原因である
下向きになり、「お神輿かつぎをサボった状態」になると、ほかの筋肉が休んでいる分まで働かなければならない首の筋肉は、当然のことながら過労状態となり、「首のコリ」が生じます。
そして長期間にわたって首がこった状態を繰り返すと、筋肉は変性して最終的には石のように硬くなり、首の中にある神経や血管を圧迫して悪影響を与えます。その結果、頭痛、めまい、自律神経失調症という頸筋症候群の三大症状を引き起こします。
この自律神経失調症の症状がいわゆる「不定愁訴」と呼ばれるもので、全身に出ている状態が長く続くと、うつ症状、パニック症候群、慢性疲労症候群などの重い病状が現れる場合もあります。
下向き病、は比較的軽い状態では不定愁訴の症状がたくさん現れ、重症になると精神症状が出る---、それが特徴なのです。
なぜ「首=うつ」「首=精神」になるのか、疑問を感じる方もいるかもしれませんが、それほど首には神経が多く集まっている「要所」で、この要所が不調になるということは、体全体に影響が出てくるということなのです。
もう少し具体的にお話し...
-------------------------------
先日のご本『脳ストレスが消える生き方』の有田氏の言:
「心の場所」といえる所は、私たちの脳の中に「二カ所」あります。
覚えてますか?
そこへ血液として栄養、さらには体のすべての情報が神経をとおって運ばれるんですね~。
ちょっとまった!! ペットの首輪って...
ハイ、そうなると同じ生態を持つ哺乳類の首...
強く引っ張ったりするのも...なんだかな~(阿藤快さんじゃないよ)。
乳児期や幼児期は発達途中。
それを「ガーンッ!」とはもうかわいそうで引っ張れないね...いままでゴメンナサイ。
脳障害を持ってしまった子達は後々の高次脳機能障害にも発展する可能性があるということです。
そしてその子達は人間にいわれるんだよね。
「この子は覚えが悪くって」なんてね...
言葉を介さない家族だからって、
全部ペットのせいにする人間って、擬人化はよくないといいながら、生態を理解していないとも考えられるわけですね。
-------------------------------
P.25~26: 首に「自律神経センター」とでも言っていい部分があり、これが異常を起こすことでまず体全体の自律神経が不調となります。そして全身にわたって体調不良が発生して、うつになるということです。
しかもつらい症状があらわれてからあわてて病院にかけこんでも、根本的な治療は望めません。
医学界では首の重要性がいまだに認識されておらず、首のコリが原因でさまざまな不定愁訴が現れることを理解している医師は、日本中を探してもほとんどいないからです。
ちょっと怖い現実...
多くの場合は「原因不明」、レベルの高い病院では自律神経失調症の診断まではできるのですが、それから先の治療法となるとできません。重症の患者の場合、うつ病など「精神病」と診断され、症状だけを一時的に抑える「対症療法」の薬を処方されて帰されます。こんな一時しのぎの治療では、つらい症状から解放される日はいつまでもやってこないでしょう。
-------------------------------
対症療法は私たち民間にはなくてはならないものですね。だって痛いのかゆいのやだもん!
「お薬は絶対になくてはならないもの」
でもそれプラス日常のなにか?が必ず必要。
この本にはその手だてなどがたっくさん記載されていますよ。
実践してわかりました。
アロマテラピーを教えるということはレシピやブレンドを覚えて伝えることではなく、
またアロマアドバイザーであるからには、時にアロマから一切離れて考える必要もあるわけです。
クライアントさんたちのお悩みを自身に置き換えて考えられるなら、目的が彼らの悩みの解決に一歩でも近づけてあげるのが仕事です。
目的+根拠+実績+...思いやりですね。
-------------------------------
P.28: すべての健康のカギを握る副交感神経とは...
-------------------------------
やっぱりでた~!! 副交感神経!
下記ではなぜ姿勢を正すことがいいのかの根拠が!
なぜか?の根拠はだれも教えてくれないからね。
「朝食をきちんと食べましょう」と人間がつくった道徳的な文言ばかりが飛び交う世の中ですね。
数十年前のファジーな時代はとっくに終わってます。(笑)
-------------------------------
P.28: ≪中略≫ 疲労した筋肉は、定期的に緊張をゆるめて酸素と栄養を補給してあげれば元気な状態に戻りますが、ずっと緊張したままだと酸素が十分に供給されず、エネルギーに変わるはずのブドウ糖が乳酸になって老廃物としてたまります。
これが「首コリ」と呼ばれる状態です。
この状態を長い間繰り返していると老廃物はさらにたまり、筋肉内部の水素イオン濃度が低下して代謝が遅くなります。
また神経筋接合部の刺激伝達がうまくいなくなって筋の収縮力が低下し、筋肉の働きが悪くなります。この状態が長く続くと、筋肉は本来の軟らかさを失い、石のように硬縮してしまうわけです。
一方、首の筋肉の間には大切な神経が複雑に張り巡らされ、脳に栄養を送る太い血管が通っています。「首は神経のスクランブル交差点」であるといっても過言ではないでしょう。
そのなかでも、とりわけ重要な神経が「自律神経」です。
自律神経とは、無意識のうちに体を健康な状態に保ってくれる神経です。体温や血圧の調整、呼吸、消化、代謝などをコントロールし、私たちが生命を維持するためになくてはならない、すべての神経のなかでいちばん大切な神経の一つです。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の二つがあります。
交感神経は緊張しているときや緊張を感じたとき、興奮しているときに優位に働く神経で、心拍数や血圧を上げ、呼吸数を増やし、血管を収縮し、瞳孔を開き、胃腸の働きは抑制されます。
一方、副交感神経はリラックスしているとき、寝ているときに優位に働く神経で、交感神経とは正反対の働きをします。つまり心拍数や血圧を下げ、呼吸数を減らし、血管を拡張させ、瞳孔を閉じ、胃腸の働きを活性化するわけです。
この二つの神経がアクセルとブレーキのようにバランスよく相反する働きをすることで、私たちの健康は維持されています。
-------------------------------------------
食べるときは集中して!と大人に怒られた人はおおいでしょうけど、だれもなぜかは言ってくれない。
これでなんでかがわかりますね。
これで本当に集中して食べたくなるって~もんです。
この自律神経のバランスは、なんどもなんどもなんども(3回言っちゃった)繰り返してブログでは書いてまいりま~す。
世の中のものすべてがバランス。
人間関係もバランス。
そして自身の体もやっぱりバランスですね。
--------------------------------------------
P.31: ≪中略≫ 首の筋肉が異常にこってしまうと、この大切な自律神経を圧迫し、悪影響を及ぼします。その結果、さまざまな自律神経失調の症状、つまり「不定愁訴」が現れるのです。
これを突き止めてから、私は不定愁訴に悩むたくさんの患者を、じつに三十年以上にわたって治療してきました。そしてその実績から、私は世界ではじめて不定愁訴の治療法を発見したのです。
≪中略≫
不定愁訴とは何なのか---。
≪中略≫
私は長年にわたって多くの患者さんの下向き病を治療してきた臨床経験から、今まで「原因不明」とされてきた次の十六の病気が下向き病特有の症状であることを発見しました。
頭痛(緊張性頭痛と一部の片頭痛)・めまい・自律神経失調症・パニック症候群・うつ症状・頸椎捻挫・更年期障害(難治・若年性・男性)・慢性疲労症候群・ドライアイ・多汗症・機能性胃腸症・過敏性腸症候群・機能性食堂嚥下障害・血圧不安定症・VDT症候群(Visual display terminals syndrome)・ドライマウス
---------------------------------------
この先はご自身で本の中身を確かめてね!
まだまだたくさんショッキング?な内容が多大に含まれています。
こういう本は本当にうれしい。
私たちや愛する家族、恋人や友人の命にかかわることだからね。
すごくいいよ!(と私は思う)
この一年間、自身の身体の不調を改善したいからのみ、アンジーのクライアントさん同様に、「藁をもつかむ思い」で“姿勢”の矯正と各種の“呼吸法”を実践してみてわかったことは、瞬時に頭の靄を消し去ることができる事実と、また中にはゆっくりと、じわじわと体の中の改善が行われることを実体験しました。もちろんこれは“良い気分”で日々の生活を送るためのちょっとした生活の工夫と改善です。元平均体重98キロだったことに由来する数十を超える不調に対して、一つ一つ改善しています。まだまだ改善が必要なことがたくさんありますが、皆さんとご一緒に第三者と自身の身体への思いやりを持って、より良い日本にしたいですね。
脳には二つの心の領域があると先のご本の紹介ではお話ししました。
日頃軽視しがちな痒みや痛みの一つでも改善できれば、新たな一歩を踏むことができるだけではなく、
“心”いわゆる精神的な悩みも消えるでしょう。
そうするとそこには同じような悩みを持った人たちへの“思いやり”の心も生まれる。
それが増殖してゆきさえすれば、日本は変わる。
慈悲の心を持った国、少しでもブータンに近づきたいですね。
幸せな国民のいる国。
官ができないなら、学や民でがんばりましょう!
近く自律神経失調症とうつの違いなども書いていきますね!
ご一緒に勉強してまいりましょ!
まだまだ皆さんには、そして皆さんのご家族にも“先”があるんですから。
ご一緒に。
今日は日曜日!
雨も上がる。
できるだけリラックス、そして良い一日を!
Have a Good ONE!
この記事のタグ ≫
Tweet