本日もハーブの話です。

■古代エジプトの記録に登場。
  クレオパトラにも愛されたハーブ

中世に入ると、ハーブはヨーロッパの王侯貴族たちの
嗜好品として用いられるようになっていきます。
彼らの城館には、見事なハーブガーデンが姿を見せ始め、
本格的な園芸へと広がっていきました。やがて貴族たちは、
新種のハーブを求めて中近東や東方アジアへと動き出します。
かの十字軍の東方遠征も、ハーブの調達が目的の一つだった
という説もあるほどです。
遠征先からはそれまで見たこともないめずらしいハーブが
ヨーロッパに持ち帰られました。
15世紀末から始まった大航海時代には、各国が
争うように大海原を渡り、世界のハーブやスパイスが
ヨーロッパに伝わりました。
これによりハーブ文化発展の下地がつくられることになります。
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