家康と香木
2009年11月18日 14:37:18
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徳川家康は、鷹狩と香が、大変好きだったそうです。
焚いて香りを楽しむ香。
特に伽羅すなわち奇楠香を好んだといいます。
香木は、日本では産出せず、
インドシナなど南方諸国の特産品でした。
もともと香りが好きだった家康は、
1600年の関が原の合戦で天下人となるとすぐに、
南方諸国と朱印船貿易に乗り出しましたが、
本当の目的は伽羅を手に入れたかったからだとも言われています。
伽羅とは、
ジンチョウゲ科の熱帯産高木を土中に埋めて腐らせたものの
優良品を呼ぶと説明されています。
その樹脂が木質に沈着した香りを「沈香」といいますが、
実際に沈香となる原木は大変に少なく、
地中に埋もれた木がすべて沈香となるわけではないそうです。
数十年という年月が経った老木で、
ほかに様々な条件が必要、とものの本には書かれています。
この沈香の高級品が伽羅で、伽羅は金より高く取引され、
珍重されました。
そして香道において「聞香」として使われたり、
神社・仏閣などでお香として焚かれたりしたのです。
家康は、この伽羅を求めて、
再三、良いものが欲しいと海外に使いを出したそうです。
ですが、あまり良いものが手に入らなかったようです。
そんな中、キリシタン大名の有馬晴信が献上した
わずかな量の伽羅に大喜びし、大金を与えたそうです。
焚いて香りを楽しむ香。
特に伽羅すなわち奇楠香を好んだといいます。
香木は、日本では産出せず、
インドシナなど南方諸国の特産品でした。
もともと香りが好きだった家康は、
1600年の関が原の合戦で天下人となるとすぐに、
南方諸国と朱印船貿易に乗り出しましたが、
本当の目的は伽羅を手に入れたかったからだとも言われています。
伽羅とは、
ジンチョウゲ科の熱帯産高木を土中に埋めて腐らせたものの
優良品を呼ぶと説明されています。
その樹脂が木質に沈着した香りを「沈香」といいますが、
実際に沈香となる原木は大変に少なく、
地中に埋もれた木がすべて沈香となるわけではないそうです。
数十年という年月が経った老木で、
ほかに様々な条件が必要、とものの本には書かれています。
この沈香の高級品が伽羅で、伽羅は金より高く取引され、
珍重されました。
そして香道において「聞香」として使われたり、
神社・仏閣などでお香として焚かれたりしたのです。
家康は、この伽羅を求めて、
再三、良いものが欲しいと海外に使いを出したそうです。
ですが、あまり良いものが手に入らなかったようです。
そんな中、キリシタン大名の有馬晴信が献上した
わずかな量の伽羅に大喜びし、大金を与えたそうです。
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