どうしてもアロマセラピストの説明は“べつべつ”に説明されることが少なくないことから、学ぶ側としては“なかなか”身体の機能とそれらがどうなるの?がつながらないケースが多いですね。

朝からいきなり小言を言っては怒りに震え?交感神経いきなり刺激!バリバリに顆粒球増大にして1日をスタート?!(なんかやだね)

さらには先日のブログの有田氏のドーパミン的価値観そのものの1日のスタート...(やっぱりいやだね)。

でも世の中、会社や組織はそんなことかんけいなく個人にハッパをかけるんですよね~。自身が自身の身体の中での作用を知っていれば、ネガティブな方向にいかなくてもすむかもしれません。アロマテラピーを勉強していてよかったですね。
会社はあなたも、あなたの家族も守ってはくれませんよ。
あなたが守らなきゃね!

α-ピネンに代表される“うっ血鬱滞除去作用”が利用され、特定の症状の治癒・緩和を期待される際に、なにに期待することができるの?というと、最も多く、また正しいのは肩こりや痛みの除去や、これら症状に対する対症療法的な作用だけでなく、実は人間という化学工場体にとっては、血液の“役目”は特に理解されないといけません。あなたのアロマセラピストに「血液の役目」を聞いてみてくださいね。

本日のご紹介本は、先日のセロトニンを増やすための呼吸法とまではゆかなくとも、自然に気が付いたときにいつでもできる一般的で普通の呼吸法にも素晴らしい効果が期待できることをきちんと述べてくれているご本です。また安保先生の登場! 


安保徹(あぼ・とおる)-下記書籍より
1947年、青森県生まれ、東北大学医学部卒。
80年、米国アラバマ州立大学留学中に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクロナール抗体」を作製。89年、胸腺外分化T細胞を発見。96年、白血球の自律神経支配のメカニズムを初めて解明。世界的免疫学者として知られる。新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学講座・免疫学・医動物学分野)。『免疫革命』(講談社インターナショナル)、『医療が病をつくる』(岩波書店)、『こうすれば病気は治る』(新潮選書)、『免疫進化論』(河出書房新社)、『自分ですぐできる免疫革命』(だいわ文庫)など著書多数。

しかしこの人の本が本屋さんにはたっくさんありますね。ということは、もしも自称?アロマセラピストやアドバイザーが知らなかったとしても...一般の人の多くはすでに知っていること...ということになりますね。自然逆転現象か??

『図解 自分ですぐできる免疫革命』
2009年3月20日 第1刷発行
著者  安保徹
発行者 南暁
発行所 大和書房

≪88ページより抜粋ご紹介≫

“人は筋肉を使わないと健康を保てない”
   ⇒現代人は意識して運動することが必要

“運動には、免疫力を高める効果があります。筋肉を使うと必ず発熱が起こり、体温が上がって血流を良くするからです。”

じゃうっ血鬱滞除去作用いらないじゃん!

“筋肉を使うと疲労物質がたまるので、それを取り除くためにも、人の体は筋肉に血液を送ろうとします。相乗効果で代謝がよくなるのです。”

“人間はこれだけ筋肉が発達しているため、筋肉を使わないと健康を保てないようにできています。ところが現代の仕事はデスクワーク中心、家事も便利な家電が行き渡っているため、どうしても筋肉を使うことが少なくなっています。運動する機会が少ないと、体の発熱が起こらないので、いつも低体温になって血流障害が起きます。ふだんから血流が悪い人は、さらにストレスによる血流不足が起きると病気になりやすく、がん細胞の増殖をはね返す力もなくなります。ふだんから運動して血流がいい人であれば、多少のストレスもはね返す力があります。しかし、いくら運動が必要であるといっても、毎日遅くまで長時間仕事をしている人が、忙しい生活をそのままにして運動を加えては、今度は交感神経がつねに緊張しすぎた状態になり、かえって体によくありません。”

顆粒球ばっかり多くなって抗ウィルスのリンパ球が減るのですから冬場は特に風邪もひきやすくなるし、インフルエンザなどの感染症にも。リラックスは単に、世にいう“休める”だけでなく、体の免疫力を常に高めておくための必須事項なんですね。

んんん...しかし江戸時代の農業中心だったころは1日中動いてたからね~。

やっぱり付加的な外部からのうっ血鬱滞除去作用が必要だね!
それからそれから、自律神経のバランス、特に交感神経と副交感神経のバランス、さらに顆粒球とリンパ球のバランスー!!
メディカルアロマに出会ってよかった~。
でもメディカルアロマだけにたよっちゃいけない!
それがこの本からわかりますね。

さらにしかし...「運動は重要だ」とか「食事をきちんと」とか「よく噛んでたべなさい」等々いう人は多いけど、“なぜ?”という根拠を語らないから(語れないのかな)、みんなの生活に導入されないんじゃないかな。でも病気になると考えるようになるんですよね、人間って。

様々な専門家(特に医師)の本を見ても、ひとつのことに対してAという医師もいればBという医師も。最後は自分で判断をできるようにする必要が現代にはあるのでしょうね。いい例がタバコの良し悪しや、ウォーキングの重要性、特に1日のいつ歩くのがいいの?という質問では、医師の意見も両極端に分かれるのが各種の書籍から見て取ることができます。

あなたの判断はいかに???ご一緒に学んでまいりましょ!  

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