先日横浜であった日本美容抗加齢学会に参加してきました。
いわゆる美容的なアンチエイジングをテーマにした学会です。
こういった学会やセミナーにはしょっちゅう顔を出してないと次第に最先端の情報から取り残されてしまいます。

今回は肝斑の治療とプラセンタのツボ注射、ホルモン補充療法についての発表があって結構為になりましたので簡単にお知らせします。

肝斑はトラネキサム酸という飲み薬とハイドロキノンのクリームにビタミンCのイオン導入が基本でした。患者さんの状態によってフォトフェイシャルなどの光治療を加えていくのが良いという結論で、私のクリニックで行っている治療が間違っていないのが確認できました。

プラセンタのツボ注射は、学会場で治療希望者は注射をしてくれるというので、ちょうど私自身がむち打ち症状があったので張り切って申し出たら、希望者は私ひとりだけでみんなの前で裸の上半身をさらして背中に注射を打ってもらうことになってしまいました。
実際の治療の感想ですが、注射後しばらく思い感じが残っていましたが、なんと2日後にはむち打ち症状がすっかり消えてしまったのです。
肩こりなどに以前から希望される患者さんがいるのもうなずけます。

ホルモン補充療法の話では男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモン、いずれも成長ホルモンが年齢とともに減少しているため、更年期障害や様々な症状が出てくるそうです。学会から帰ってすぐ自分のホルモンを測定してみましたが、幸い正常範囲でした。今後注目される分野と思います。
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