2012年 12月の記事一覧

12年12月10日 01時26分54秒
Posted by: h2pack
前回、食事制限(置き換えダイエットを含む)だけのダイエットは、
人体の構造上、必ずリバウンドしてしまう医学的根拠を書きました。

その医学的根拠をおさらいすると
・体重が減少すると、必然的に基礎代謝も下がる
・食事制限ダイエットだと、筋肉の量も落ちるので、さらに基礎代謝が下がる
・加えて、ダイエット中に摂取カロリーを抑えると、身体がその摂取カロリーで生き伸びようとする作用が働く

そのため、ダイエット後には、1日の必要カロリー(消費カロリー)が大幅に減ってしまう。
それに加えて、体内で分泌されている「レプチン」「グレリン」「膵ポリペプチド」の影響により、必ずリバウンドしてしまう。

ということは、「基礎代謝の減少を食い止め」と「これらの物質の分泌をコントロールすること」ができれば、ダイエット後のリバウンドを避けられる、ということになります。

その方法が、ズバリ!
ダイエット中またはダイエット後には『高たんぱく質の食事』を摂ることです。


たんぱく質は、筋肉を作る栄養素ですので、
ダイエット中に落ちてしまった筋肉を回復させ、基礎代謝を上げる目的とともに、
もう1つ重要な目的があります。

それは、ダイエットにより分泌量が増えてしまう、
食欲を促進するホルモン「グレリン」の分泌を抑制する効果がたんぱく質にはあるからです。

炭水化物にも、食後3時間はグレリンの分泌を抑制する効果があるのですが、
3時間を経過すると、その効果が低下してしまいます。
それに対して、たんぱく質は、抑制効果が食後6時間程度は持続することが分かっています。

そのため、ダイエット後にリバウンドしないためには、
ダイエット中またはダイエット後に高たんぱく質の食事をして、食欲を抑えつつ、基礎代謝を戻していく、という方法がベストです。

他にも、ダイエット後に分泌量が減ってしまう「レプチン」は、
亜鉛を摂取することで、分泌量を増やすことができる、と言われていますが、
これはマウスによる試験で得られた効果であり、
人間での効果はまだまだわかっていませんので、オススメしません。
また、レプチンの増加は、さまざまな病気を引き起すことが分かっています。


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12年12月09日 00時56分13秒
Posted by: h2pack
ダイエットに成功しても、リバウンドしちゃって、結局は元の体重に戻っちゃった。

なんて、経験のある女子も多いはず。
元に戻るどころか、元よりもさらに太っちゃったなんてことも少なくありません。

リバウンドは、特に「食事制限だけ」のダイエットの場合に起こりやすい。
では、なぜ、リバウンドしてしまうのか?

・体重の減少により、基礎代謝が減少するため
・食事制限だけだと、筋肉も落ちて、基礎代謝が減少してしまうため
・身体が少ない摂取カロリーでも、いいようになってしまうため、食生活を元に戻しちゃうとリバウンドしてしまう

一般的にはこれらがリバウンドの原因として言われていますが、
これらは一理あるものの、根本的な原因ではありません。

実は、人体の構造上、食事制限だけのダイエットだと、必ずリバウンドするようにできているのです。

それには、体内で分泌されている「レプチン」「グレリン」「膵ポリペプチド」という
3つの物質が関係しています。

「レプチン」とは、脂肪細胞から分泌している物質で、
食事をすると、このレプチンが多く分泌され、
脳の視床下部にある満腹中枢に働きかけて、食欲を抑えるように働きます。

『お腹いっぱい』の感覚は、このレプチンによってもたらされるのです。

「グレリン」は、胃から分泌される成長ホルモンの一種で、
成長を促すため食欲促進作用があります。

「膵ポリペプチド」は、食後に小腸から分泌されるホルモンで、
これもレプチン同様、脳に満腹感を伝える働きがあります。

食事制限だけのダイエットをすると、
レプチンと膵ポリペプチドの分泌量が減り、
グレリンの分泌量が増えることが分かっており、
ダイエット前よりも食欲が増進してしまいます。

それにより、ほぼ確実にリバウンドが起きてしまうのです。

そのため、食事制限だけのダイエットは、やってもあまり意味がないってこと。
最近では、置き換えダイエットが流行ってるこど、しっかり運動することも忘れずに!


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12年12月06日 03時26分29秒
Posted by: h2pack
スキン・ケアの基本は、
「保湿因子を増やす(または、良い状態で保つ)こと」

だから、「保湿」すること自体が重要なわけではないんです。
あくまでも大切なのは、
保湿因子を増やし、水分と油分のバランスを保つこと。

1にも2にも、お肌には潤いが大事ってのは、大きな勘違い。
むしろ、敏感肌の人には、その潤いや保湿しすぎが命取りになってしまうんです。

敏感肌になる原因は、ストレスや肌の摩擦(こすりすぎ)、過剰な洗顔など。

お肌の一番表面の部分を「角層(角質層)」と呼び、
その角層には、皮脂膜や角層細胞といったバリア機能があり、外部からの異物の侵入を防いでくれています。

よく「洗顔のしすぎはダメ」と言われるのは、この皮脂膜を壊してしまうから。

この角層(角質層)の細胞は、既に死んだ状態で、
お肌が健康な時は、外側から順番に剥がれていきます。
しかし、バリア機能が低下しているお肌だと、
うまく剥がれ落ちずに積み重なってしまったり、
逆に剥がれすぎちゃったりする。

これが、敏感肌のお肌の状態。

バリア機能が低下している敏感肌の状態だと、
お肌内部の水分が蒸発しやすくなってしまい、
お肌が乾燥しちゃうので、余計に潤いがほしくなっちゃうけど、
潤いを保とうとするあまりに化粧水やクリームを過剰につけるのは、
敏感肌にとっては逆効果。

なぜならば、お肌の表面から水分を与えすぎたり、油分で覆うことで、
内部からの水分の蒸発を妨げちゃうと、角層(角質層)がふやけちゃうから。

そうなると、余計にバリア機能が低下していく悪循環。

だから、敏感肌の人が、まずやらなきゃいけないのは、
角層(角質層)をきちんと整えて、バリア機能がうまく働く状態にしてあげること。

そのために必要なことは、
毎日の洗顔で余分な角層(角質層)が自然に剥がれ落ちるのを助け、
めくれあがってる角層を落ち着かせてあげること。


ただ、この繰り返し。

そこで、禁物なのが、水道水で洗顔すること。
水道水には酸化力の強いカルキが入ってるから、
保湿力を低下させる原因にもなるし、バリア機能が低下している状態では、皮膚細胞も酸化しやすくなっているから。

そこで、オススメは水素水で洗顔したり、パックすること。
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これを1ヵ月から1ヵ月半くらい続けるだけで、
お肌の一番下の層にあった細胞が外側に出てくるので、
お肌が健康な状態に戻っちゃう。

敏感肌や乾燥に悩む女子は、今日からやってくださいねー。
お肌がカサカサだからって、無理やり化粧水をいっぱいつけたり、
こすったりしたら、余計に悪くなっちゃうから気をつけてね。


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12年12月05日 00時41分30秒
Posted by: h2pack
デトックス・レシピに、サプリメント、リンパマッサージ、ゲルマニウム温浴、岩盤浴・・・

女子は「デトックス」という言葉に弱いし、
エステでは、やたらめったら「デトックスに効く」とか「デトックスにいい」とかを宣伝してるけど、
そもそも「デトックス」って、何だかご存知ですか?

身体の中に毒素や老廃物が溜まって、それを汗とかで体外に排出する・・・

そんなイメージをお持ちでしょうが、そもそも、デトックスとは「デトキシフィケーション」という言葉を略したもので、解毒という意味。

医療行為として行う“本当”の解毒治療は、
アルコールや薬物、放射性物質を一時期に大量に体内に取り込んで、
重篤な中毒症状に陥った場合に施されるもので、巷で行われているデトックスとは全くの別物。
医学書を隅から隅まで読んでも、巷で言われる「デトックス」に関する記述はひとつもありません。

では、巷で言われてる「デトックス」って何なんだろう・・・。

調べてみると、化学肥料やダイオキシン、排気ガス、有害金属、人工合成化合物などと書かれてる。
でも、そもそも人体は、肝臓や腎臓、白血球などによって、
身体にとって有害な物質を取り除くメカニズムが備わっていて、
少しずつ尿や便、汗などとして排泄されてるものなんです。

ここが、ポイントなのよね。
巷では、「デトックス」=「尿や便、汗を流すこと」になってるのよね。

実は、そんなのナンセンス。
前にも書いたけど、リンパに排出された老廃物は、12時間かけて静脈に運ばれるんだから、
例え、一時的に汗をかいたとしても、毒素や老廃物が一瞬にして流れるわけではない。

そもそも、ある特定の方法で、排除したいと思う物質(毒素や老廃物)だけが、
ピンポイントで都合よく排出できること自体、医学的にも人体の構造的にもありえません!

だから、巷で言うデトックスによる効果なんて、実際にはありえないってこと。

巷で言われてるデトックス効果 その1 「新陳代謝が活発になる」

そもそも、「新陳代謝」とは、細胞の入れ替えを行う活動のことであって、
汗や尿を出すことや解毒などとは一切関係ない。

巷で言われてるデトックス効果 その2 「血液・リンパの循環がよくなる」

そりゃー、汗をかけば血液の流れは良くなるけど、
それによって毒素や老廃物が、もともと持ってる排泄機能により極端に早まることはない。

巷で言われてるデトックス効果 その3 「免疫力の増加」

人体の免疫機構は、白血球やリンパ球が担ってて、
これまた汗や尿を出すことや解毒などとは全く関係ないこと。

巷で言われてるデトックス効果 その4 「自律神経が正常になる」

ここまでくると、バカバカしいわね。
どこにそんな医学的根拠があるわけ?

巷で言われてるデトックス効果 その5 「ダイエット」

利尿作用のあるサプリで尿を出したり、汗を出せば、その“水分量”は確かに減るけど、
脂肪が減るとか言われているのは、全くのデタラメ。

こういうデタラメなことを言ってる人間をデトックスしたいわよね(笑)


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12年12月04日 01時06分21秒
Posted by: h2pack
若い時には、ぜんぜん気にならなかった毛穴の開きも、
年を重ねるごとに、どんどん目立つようになってきて、
毛穴の黒ずみも気になるようになってきた・・・

だから、無理やりファンデで隠そうとして、実はそれが悪循環だったり。

そもそも、毛穴が目立つ原因は、年齢によって違うんです。

20代半ばまでは、皮脂分泌が盛んなために起こる「毛穴の開きっぱなし」が主な原因。
30代半ばくらいからは、「お肌のたるみ」によるところが大きい。
そして、最悪なのが、20代半ばから30代半ばまで。
皮脂分泌も多いうえに、じわじわとお肌もたるんでくる時期だから、
2つの原因が入り混じってのダブルパンチ。

それぞれの原因に合わせて、しっかりとケアしないとね。

でも、意外と知られてないんだけど、
毛穴の大きさは生まれつきなので、大きさそのものは変わることはない。
だから、冷たい水で洗って、「毛穴を引き締めれば、毛穴そのものが小さくなる」って思ってる女子も多いけど、
それは大きな勘違いなの。

そのため、毛穴ケアのポイントは、
持って生まれた毛穴の大小より、開く・閉じるの本来の機能を取り戻すこと!

開きっぱなしの毛穴も、ちゃんと閉じられる機能を取り戻せば目立ちにくくなるってわけ。

その機能を取り戻るためには、「毛穴の開閉トレーニング」「正しいクレンジングと洗顔」が肝心。

まずは、汗をかくことが少ないと、毛穴の開閉機能が鈍くなっちゃうから、
毎日、適度な運動で、ちゃんと汗をかく生活をしないとダメ。
ウォーキングでもいいし、自宅で簡単にできるホットヨガなんてオススメよ。

パックで毛穴の汚れを取ることばっかりに必死になってても、
汗をかかなければ、どんどん毛穴の開閉機能が鈍くなっちゃうから、無意味なのよね。

今一瞬の美を求めるのか、永遠の美を求めるのか、ってこと。

続いては、正しいクレンジング。
分量をケチってたり、あっという間にクレンジングを終わらせちゃう女子が多いのなんの。
あの「拭くだけなんちゃら」なんて使ってる女子は、毛穴にとっては最悪。

クレンジングは、パッケージに記載されてる分量より、気持ち多めで、
最低でも5分以上かけて、しっかりとやるのがポイント。
そうしないと、今の手ごわい化粧品は、ちゃんと落ちないのよ。

そして、洗顔は、まず、蒸しタオルで、毛穴の汚れを浮き上がらせやすくして、
洗顔の泡に汚れを吸着させやすくするのがいい。
決して、冷たい水では流さずに、ぬるま湯で20回以上、徹底的にすすぐこと!

今日からでも簡単にできるでしょ?

「毛穴の黒ずみも気になる…」「もっと美肌・美白になりたい!」って女子は…
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