前回、食事制限(置き換えダイエットを含む)だけのダイエットは、
人体の構造上、必ずリバウンドしてしまう医学的根拠を書きました。

その医学的根拠をおさらいすると
・体重が減少すると、必然的に基礎代謝も下がる
・食事制限ダイエットだと、筋肉の量も落ちるので、さらに基礎代謝が下がる
・加えて、ダイエット中に摂取カロリーを抑えると、身体がその摂取カロリーで生き伸びようとする作用が働く

そのため、ダイエット後には、1日の必要カロリー(消費カロリー)が大幅に減ってしまう。
それに加えて、体内で分泌されている「レプチン」「グレリン」「膵ポリペプチド」の影響により、必ずリバウンドしてしまう。

ということは、「基礎代謝の減少を食い止め」と「これらの物質の分泌をコントロールすること」ができれば、ダイエット後のリバウンドを避けられる、ということになります。

その方法が、ズバリ!
ダイエット中またはダイエット後には『高たんぱく質の食事』を摂ることです。


たんぱく質は、筋肉を作る栄養素ですので、
ダイエット中に落ちてしまった筋肉を回復させ、基礎代謝を上げる目的とともに、
もう1つ重要な目的があります。

それは、ダイエットにより分泌量が増えてしまう、
食欲を促進するホルモン「グレリン」の分泌を抑制する効果がたんぱく質にはあるからです。

炭水化物にも、食後3時間はグレリンの分泌を抑制する効果があるのですが、
3時間を経過すると、その効果が低下してしまいます。
それに対して、たんぱく質は、抑制効果が食後6時間程度は持続することが分かっています。

そのため、ダイエット後にリバウンドしないためには、
ダイエット中またはダイエット後に高たんぱく質の食事をして、食欲を抑えつつ、基礎代謝を戻していく、という方法がベストです。

他にも、ダイエット後に分泌量が減ってしまう「レプチン」は、
亜鉛を摂取することで、分泌量を増やすことができる、と言われていますが、
これはマウスによる試験で得られた効果であり、
人間での効果はまだまだわかっていませんので、オススメしません。
また、レプチンの増加は、さまざまな病気を引き起すことが分かっています。


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