ハーブの歴史、今回が最終です。

■日本に紹介されたハーブ しかし、認知までは遠く

現代医学の発達にともない、自然薬・ハーブは長く忘れられた
存在でした。しかし、科学文明がもたらした数々の弊害に対する
反省から、先進国では自然回帰志向が高まり、ハーブのよさが
再確認され始めました。この流れを受け、
日本にもハーブが入ってくるのですが、当時は「ハーブ」と
いう言葉すら知る人はなく、人々の関心もありませんでした。
最初のころは、蛇の"ハブ"のお茶(民間医療で飲まれていたハブ茶)
と勘違いされたり、ハイビスカスティーの赤い色を見て"ハブの血"
の飲み物と間違えられるなど散々な状態でした。
まだ日本人にハーブという概念がなかったので
仕方のないことだったかもしれません。
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