2011年 12月の記事一覧

11年12月26日 17時52分33秒
Posted by: nikonikohatumo

昨日の話です。

 

 

枕元に人の気配

 


見るとそこには
全身真っ黒で髪の長い女が

 


(ドキッ!!)

 


思わず起き上がると
となりの布団には妻が。

 

 

(じゃあ、この女は一体誰なんだ!?)

 

 

「だれ?」

 


『歩惟!』(うちのワラベっす!ちなみに21歳)

 


「歩惟!?」

 

 

『うん』

 


なんで黒かって?
黒のスウェットが寝間着の色気のないワラベだからッス!

 


「何しようと!?」

 


『……。』

 


見ると
妻の枕元と私の枕元に赤い包みが

 

 

 

見つかってしまってばつが悪そうに
『クリスマスプレゼント…』

 

 

「おぉ!あんがと!!」

 

 

(わしゃあ娘らに何ぁんもプレゼント用意しとらんのに…
ましてやこの歳(46歳…)になってクリスマスプレゼントとは
う、うれちい(涙))

 

 

朝になり早速開封

 

 

(ドキドキワクワク)

 

 


(ん?体脂肪計??)

 

 


箱を置けると
真っピンクの体脂肪計

 

 

(どっひゃー!ピンク!?)

 

 

 

通常一人暮らしでもない限り
体重計などは家族で使うもの

 

 

(この2年ででっぷりと肥え太ったワシの出っ腹への当てつけか?
そして、プレゼントと語りながら自分の好みを買いやがったな!!)

 

 


と、
以前のワシはそう思ったに違いありません。

 

 


そう以前のワシでっせ!!

 

 

しかぁし、
今のワシは倫理と道徳を最優先に考えとります。(ホンマに?)

 

 


きっと、

 


いやいや、のう、NO!

 

 

ずぇったいに、
ワシの体を気遣ってくれて
(ちったぁ痩せろよ!)
との思いからくる優しさであろうことは言うまでもありません。

 

 

ちなみに妻へのプレゼントは
一晩経った今日現在、何だったかは定かでありません。

 

 

倫理道徳を最優先に考えるワシは
(夫婦関係が冷めてるから。。。)
なんて思ったりゃあしません!!

 

 

きっと、

 

 

いえいえ、のう、NO!

 

 

ずぇったいに、

 

 

言うタイミングがなかったのでしょう。

 

 

次女(19歳)からは
『ねぇねぇ今度一緒に3333段の(日本一の石段)階段登ろう!』
と言われました。

 


こんな些細なことがうれしい微妙な年齢のワシです。

 

 


11年12月14日 19時41分00秒
Posted by: nikonikohatumo

ただいま~!!


行ってきました血液クレンジング。

 

まず体調についての問診から
血圧計って体温計りました。

 

それから100㏄血ぃ抜きます。

 

ワインレッドと言うのかあずき色と言うのか
どす黒い、濃い色の血ぃです。

 

そこへ
ポンプ(大きな注射器)に充填したオゾンを
ぶくぶくと2回注入。

 


そんでしばらくフリフリ。

 


あら不思議!

 


あれだけどす黒かったのが
赤赤しい赤へ。
(なんか表現おかしい?)

 


と、すぐさまリバース。

 

 

話によると
クレンジングした血ぃを体内に戻すとき

手足があったかくなったりとか
目がパッチリすっきりだとか
コリがほぐれていくのがわかるだとかありましたので
期待に胸を膨らませておりました。

 

しかぁーし、
体感するほどのものは なぁんも感じませんでした。

 

看護婦さんの話では2~3割の人は
なぁ~んも感じらんのだとか。

 

(あぁ俺はその2~3割なんだ…)

 

先生曰く
「1週間から10日くらいがMAXに体調がよくなります」と。

 


(んー、まぁ気長に待とう)

 

終わって20分ほどた経った時に手足がポカポカ。

 


(おぉ、ええ感じやん♪)

 


1時間経ったころ、
なんだか肩が軽い!

 

(お!軽い、ええぞぉ!!)

 


んで、
ただいま4時間経過

 


いつもと変わらず肩がこって
なぁんも変わっとりゃあしません…。

 

本日の代金10500円也。

 

ちなみに、初回割引だそうな。

 


騙されやすい私は、
とりあえず年明けにもう一回やろうと予約しやした。

 


血液クレンジングの効果以上に体が悪いのか、
性格が災いして効果がないのか

 

いずれにしても生活の赤信号ですな!

 

わずかな期待を寄せて
もうちょっと様子見てみよ~っと!

 

11年12月11日 18時03分13秒
Posted by: nikonikohatumo

肉を食べては酒を飲み、睡眠短く五十肩、
果物食べず、たばこバンバン。

 

そして、
中学一年から肩こりと首の痛み。

 


頭ガンガン胸ムカムカ、
上着の脱ぎ着にも往生する始末。

 


鍼・灸・マッサージ・整骨院・整体・指圧・整形外科と
どこへ行っても改善は見られません。

 

 

(血ぃどろどろやろなぁ…)

 

 

んで、血液クレンジングに行くことにしました。

 

 

100㏄血ぃ採って、オゾンにかけてまた戻す。

 

 

さらさらになった血ぃを
戻しとる途中に手足があったかくなるそうな

 

 

欧州では60年前からこの療法が行われて
今ではポピュラーな治療法らしい。

 

 

あのエリザベス女王さまの母君は
晩年週2回の血液クレンジングをして100歳までお元気だったそうな。

 

 


んで、
肩こりなぞにも効き
ちょっとした動脈瘤や静脈瘤など血管のつまりにもよく
片頭痛などは一発で良くなるらしい。

 

 

期待にドキを胸胸させながら行ってきたのが月曜日。

 

 

たら「血液検査しないとできません」とな。

 

 

「結果は1週間前後かかります」

 

 


ほへっ!?いっ、一週間??

 


血液検査に10500円也…。

 


んでおととい「オーケーですよー」と電話をいただきやした。

 

 

水曜日に行ってきやす。

 

 

他にも
プラセンタやら
ヒアルロン酸やら
にんにく注射やら
高濃度ビタミンCもあり、
お金さえあったら元気になれそうです。

 

 

また報告しやす。

 


11年12月11日 16時02分03秒
Posted by: nikonikohatumo

年末は、
シャンプー・トリートメントの割引販売をしています。

 

80代のお客様が
購入されるとき言われた言葉

 

「これで死ぬまで持つやろ!」

 


…、(苦笑)「そんなことないですよ!」

 


だんだん足も不自由になり、髪も薄くなられています。

 


軽く笑い飛ばせるほどの冗談ではありませんでした。。。

 


11年12月09日 21時16分41秒
Posted by: nikonikohatumo

今更ながら商売とは人とのご縁だと感じます。

お客様を智を家族を大切にしていきたいと思います。


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主人が肝硬変と診断されたのは昭和54年、結婚して間もなくの頃でした。


「あと10年の命と思ってください」

という医師の言葉は、死の宣告そのものでした。


主人は福岡の菓子会社・明月堂の五男坊で、

営業部長として会社を支えていました。


その面倒見のよさで人々から親しまれ、たくさんの仕事をこなしていましたが、

無理をして命を落としては、元も子もありません。


私は「まずは身体が大事だから、仕事は二の次にして
細く長く生きようね」と言いました。


しかし主人は「精一杯生きるなら、太く短くていいじゃないか」

と笑って相手にしないのです。


この言葉を聞いて私も覚悟を決めました。

10年という限られた期間、

人の何倍も働いて主人の生きた証を残したいと思った私は、

専業主婦として歩むのをやめ、

会社の事業に積極的に関わっていきました。

 

30年前といえば、九州の菓子業界全体が沈滞ムードを脱しきれずにいた時期です。


暖簾と伝統さえ守っていけばいいという考えが一般的な業界の意識でした。


明月堂も創業時からの主商品であるカステラでそこそこの利益を上げていましたが、

このままでは将来どうなるか分からないという思いは常に心のどこかにありました。


そこで私は主人と一緒に関東・関西の菓子業界を行脚し、商品を見て回ることにしました。


そして愕然としました。


商品にしろ包装紙のデザインにしろ、

九州のそれと比べて大きな開きがあることを思い知らされたのです。


あるお洒落なパッケージに感動し、

うちにも取り入れられないかとデザイナーの先生にお願いに行った時のことです。


「いくらデザインがよくても、それだけでは売れませんよ。

それに私は心が動かないと仕事をお受けしない主義だから」


と簡単に断られてしまいました。


相手の心を動かすとはどういうことなのだろうか……。


私たちはそのことを考え続ける中で、一つの結論に達しました。


それは、いかに商品が立派でも、

菓子の作り手が人間的に未熟であれば、

真の魅力は生まれないということでした。


人づくりの大切さを痛感したのはこの時です。


以来、菓子屋を訪問する際には、

売れ筋の商品ばかり見るのではなく、

オーナーさんに直接会ってその考え方に触れることにしました。


しかし、同業者が突然訪ねていって、

胸襟を開いてくれることはまずありません。

行くところ行くところ門前払いの扱いでした。


忘れられないのが、神戸のある洋菓子店に飛び込んだ時のことです。


そのオーナーさんは忙しい中、一時間ほどを割いてご自身の生き方や経営観を話してくださったのです。


誰にも相手にされない状態が長く続いていただけに、
人の温かさが身にしみました。


人の心を動かす、人を育てるとはこういうことなのかと思いました。


いま、私たちの長男がこのオーナーさんのもとで菓子作りの修業をさせていただいています。


全国行脚を終えた私たちは、社員の人格形成に力を入れる一方、

それまで学んだことを商品開発に生かせないかと社長や製造部門に提案しました。


そして全社挙げて開発に取り組み、

苦心の末に誕生したのが、「博多通りもん」という商品です。


まったりとしながらも甘さを残さない味が人気を博し、

やがて当社の主力商品となり、いまでは博多を代表する菓子として定着するまでになっています。


「天の時、地の利、人の和」といいますが、

様々な人の知恵と協力のおかげでヒット商品の誕生に結びついたことを思うと、

世の中の不思議を感ぜずにはいられません。

 

ところで、余命10年といわれていた主人は

その後も元気で働き続け、私も一安心していました。


しかし平成15年、ついに肝不全で倒れてしまいました。


手術で一命は取り留めたものの、

容態は悪化し昏睡に近い状態に陥ったのです。


知人を通して肝臓移植の話を聞いたのは、そういう時でした。

私の肝臓では適合しないと分かった時、

名乗り出てくれたのは当時21歳の長男でした。


手術には相当の危険と激痛が伴います。

万一の際には、命を捨てる覚悟も必要です。


私ですら尻込みしそうになったこの辛い移植手術を、長男はまったく躊躇する様子もなく


「僕は大丈夫です。父を助けてください」


と受け入れたのです。


この言葉を聞いて、私は大泣きしました。


手術前、長男はじっと天井を眺めていました。


自分の命を縮めてまでも父親を助けようとする息子の心に思いを馳せながら、

私は戦場に子どもを送り出すような、

やり場のない気持ちを抑えることができませんでした。


そして幸いにも手術は成功しました。


長男のお腹には、78か所の小さな縫い目ができ、

それを結ぶと、まるで「人」という字のようでした。


長男がお世話になっている

神戸の洋菓子店のオーナーさんが見舞いに来られた時、

手術痕を見ながら

「この人という字に人が寄ってくるよ。

君は生きながらにして仏様を彫ってもらったんだ。

お父さんだけでなく会社と社員と家族を助けた。

この傷は君の勲章だぞ」

とおっしゃいました。

この一言で私はどれだけ救われたことでしょう。


お腹の傷を自慢げに見せる息子を見ながら、

私は「この子は私を超えた」と

素直に思いました。

と同時に主人の病気と息子の生き方を通して、

私もまた大きく成長させてもらったと

感謝の思いで一杯になったのです。



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