昨日の話です。

 

 

枕元に人の気配

 


見るとそこには
全身真っ黒で髪の長い女が

 


(ドキッ!!)

 


思わず起き上がると
となりの布団には妻が。

 

 

(じゃあ、この女は一体誰なんだ!?)

 

 

「だれ?」

 


『歩惟!』(うちのワラベっす!ちなみに21歳)

 


「歩惟!?」

 

 

『うん』

 


なんで黒かって?
黒のスウェットが寝間着の色気のないワラベだからッス!

 


「何しようと!?」

 


『……。』

 


見ると
妻の枕元と私の枕元に赤い包みが

 

 

 

見つかってしまってばつが悪そうに
『クリスマスプレゼント…』

 

 

「おぉ!あんがと!!」

 

 

(わしゃあ娘らに何ぁんもプレゼント用意しとらんのに…
ましてやこの歳(46歳…)になってクリスマスプレゼントとは
う、うれちい(涙))

 

 

朝になり早速開封

 

 

(ドキドキワクワク)

 

 


(ん?体脂肪計??)

 

 


箱を置けると
真っピンクの体脂肪計

 

 

(どっひゃー!ピンク!?)

 

 

 

通常一人暮らしでもない限り
体重計などは家族で使うもの

 

 

(この2年ででっぷりと肥え太ったワシの出っ腹への当てつけか?
そして、プレゼントと語りながら自分の好みを買いやがったな!!)

 

 


と、
以前のワシはそう思ったに違いありません。

 

 


そう以前のワシでっせ!!

 

 

しかぁし、
今のワシは倫理と道徳を最優先に考えとります。(ホンマに?)

 

 


きっと、

 


いやいや、のう、NO!

 

 

ずぇったいに、
ワシの体を気遣ってくれて
(ちったぁ痩せろよ!)
との思いからくる優しさであろうことは言うまでもありません。

 

 

ちなみに妻へのプレゼントは
一晩経った今日現在、何だったかは定かでありません。

 

 

倫理道徳を最優先に考えるワシは
(夫婦関係が冷めてるから。。。)
なんて思ったりゃあしません!!

 

 

きっと、

 

 

いえいえ、のう、NO!

 

 

ずぇったいに、

 

 

言うタイミングがなかったのでしょう。

 

 

次女(19歳)からは
『ねぇねぇ今度一緒に3333段の(日本一の石段)階段登ろう!』
と言われました。

 


こんな些細なことがうれしい微妙な年齢のワシです。

 

 



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