髪で悩む方がいなくなることを、切に望みます
今日は、
沖縄からお客様が見えました。
飛行機を使い、
高速バスに乗り、
西鉄を利用し、
4時間かけて。
10年ほど前から抜け毛が激しくなり、
7~8年前からフケが多く出て炎症を起こしたそうです。
病院に行きましたが改善せず。
3年前には頭皮に違和感を覚え、
急激に髪が減ってきました。
たまらず発毛サロンへ行きますが目に見えた効果はなく、
それが耐えられなくなり今は、
ウィッグを装着しておられます。
お悩みの方の多くが身内の方にさえ相談できず、
苦しんでおられます。
そしてネットを使い懸命に情報を収集し、
巷のうわさに流され症状を悪化させておられます。
先日オールージュに、
大手新聞社から取材にお越しになりました。
うちを取材された後、
有名な発毛クリニック(病院)へ取材されました。
紙面全面が、
この2件の記事でした。
その後記者の方から連絡があり、
「双方のおっしゃることが矛盾しているのですが…」と相談がありました。
病院は、
薬を使って発毛させます。
それは、
塗ったり飲んだり注射したりです。
発毛率は高いのですが、
薬をやめた途端、脱毛します。
一生服用し続けなければ、
脱毛するのです。
男性ホルモンを抑制させ、
精力減退・性的不能になることもあります。
また心臓が弱い方や血圧が高い方には、
命の危険があるため使用できません。
この薬は女性に使用できないどころか、
触ることもできません。
それは遺伝子異常を起こしたり、
胎児への命の危険さえあるからです。
医師は男性に対しそういった薬を処方するとともに、
精力増強のためバイアグラも同時に処方します。
車に例えるとアクセルを全開で踏込み、
もう片方の足で思いっきりブレーキをかけている状態です。
発毛の効果はわかっていても、
ほとんどの医師は自らその治療を受けることはしません。
この療法の危険さを医師が一番理解しているからです。
これらの治療を行いながら、
頭皮の異常を訴える患者さんに対し自宅でのケア法を語っています。
先日の新聞にも、
ケア法を語っていました。
ケア法で改善できないから薬を使う医師が、
です。
ここに、
冒頭の記者の方の矛盾があるわけです。
私はお悩みの方の、
自然治癒力を引き出すお手伝いをしています。
しかし、
医師は美容師より社会的信用度が高く、
悩んでいる患者さんは医師を信じます。
信用ある立場にあるものが、
間違った情報を数多く流すことで被害者を増やしていることに、
早く気づいていただきたいものです。
このことを公表するかどうか、
非常に考えました。
人を変えようとしても、
変わらないことはわかっています。
非難することの愚かさも解っているつもりです。
しかしこの事実を公表しなければ、
冒頭のような悩み深き方が増えるのは目に見えています。
志高き医師もおられるなか、
机上の勉強だけでマニュアルがごとき対応の医師がどれほど多いことか。
一人でも多くの方にこの事実を知っていただき、
注意喚起の一助になればと思います。
私の使命である
「47都道府県に髪のドクターをつくる」ことを、
さらに加速させなければと思った出来事でした。
髪で悩む方がいなくなることを、
切に望みます。
武末伸一
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