現在では日本人で内臓脂肪型肥満が原因で高脂血症や高血圧、高血糖などの
生活習慣病が重なった「メタボリック症候群」が増えています。

メタボリック症候群基準値

1.肥満(内臓脂肪) ウエスト 男性85cm/女性90cm以上 
2.高脂血症 中性脂肪150mg/dl以上 善玉コレステロール40mg/dl未満
3.高血圧 血圧(上)130mmhg以上(下)85mmhg以上
4.高血糖 空腹時血糖値 110mg/dl以上
1+2から4のうち2つ該当でメタボリック症候群
1+2から4のうち1つ該当でメタボリック予備軍 と言われています。
 

食欲をそそる情報として視覚や嗅覚などの五感からの情報があります。

お腹一杯食べた後でもデザートを見ると食べたくなるのは、甘いものを口に入れると脳からエンドルフィンなどの恍惚感や陶酔感を引き起こす物質が分泌され、
ドパミンというホルモンが分泌されて
「食べよう」という気分になるからです。

それは脳が甘いデザートを見ただけでドパミンが分泌されるように学習しているからです。
それにより摂食中枢が興奮されて胃の蠕動運動が活発になり、
お腹が一杯になったのにまだ食べられる「別腹」とよく言われる状態になります。

身体が空腹時に感じる欲求の他に目で見ることで食べたくなる欲求があります。
本当は身体では十分満腹感を感じていても、精神的に欲することがあります。
それが食べ過ぎにつながります。
体内の自律神経機能や精神的なストレスなどを耳つぼを介して整えることで
必要以上に食べることはなくなります。


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